
女の子のような髪型
きのう9時過ぎ、二男が結を連れて俺の部屋へ放った。息子が爺のところへタッタッタと行くのを見て安心して仕事に出かけた。
結は膝に来て「せんろ」という。ユーチューブをかけろ、ということだが、結の髪はマッシュルームのようなおかっぱ。女の子みたい。去年暮、散髪しようとする親を爺婆が制止したからである。12月から保育園生活を始めた結にとってそれは箱根の山を越えるような一大事であり、帰宅するとママママといってべったりくっついた。情動不安の折に散髪してまた泣かせるのを避けようと爺婆はアドバイスしてのである。父か母が鋏で切っていたのでギザギザなのである。
保育園生活2ヶ月でようやく精神状態が落ち着いた。明日は散髪する。大泣きするだろう。

「ベビーカーのる」と言い張る
ほぼ1ヶ月結は爺と関わらなかった。その間結はママと出かけていた。ママは乳飲み子を背負うか抱くかにて結をベビーカーに乗せていただろう。爺のときは必ず歩かせるか自転車に乗せるかであった。後退してしまった。
鼻水も出て風邪ぎみゆえベビーカーに乗せて押して歩いた。中央線沿線で電車を見せ、とある集合住宅のエレベーターに乗り、黒鐘公園へ行った。降ろそうとしたら「ベビーカー」という。降りて行動したくないのだ。気力が低下している、しかたなくあちこち押して歩き、止めて見ていると、やおらベビーカーを降りて動き出した。これ幸いと手を引いて森を歩く。
すべり台へ誘導してから調子が出て、いろいろし始めた。よかった。

ぶらんこは歌を聴くところ
隣に元気なお兄さん、お姉さん(小学生)がぶらんこを大きく漕ぐと結は快活になり声を上げる。
爺は歌をうたう。ベビーカーを押しながら歌をうたうと息が苦しいが、ここでは歌をうたうことに集中できるから楽。いま結が好きな歌は「走れ超特急」。「ビュワーン ビュワーン はしる 青いひかりの超特急 時速250キロ」という軽快な曲である。
ぶらんこの付添いで歌をうたう父母、あるいは爺婆を今まで見たことがない。俺だけであるという妙な優越感。爺を正面に見て結は、この人は信頼してもよさそうだ、という顔つき。寒いけれど好日である。