天地わたるブログ

1951年2月長野県伊那市生れ。上智大卒。鷹同人(星辰賞・新葉賞受賞)「流星道場」など三つの句会の座長。 野山に食べ物を探す野生果実ハンター。

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

わけがわからぬロシアの兵隊

ワグネルの兵士たちの前に立つプリゴジン氏「ワグネル」という民間軍事会社がウクライナへ兵士を出しているという報道にちょっと前驚いた。ロシア連邦軍との関係はどうなっているのか。太平洋戦争を戦った日本において陸軍と海軍は犬猿の仲であった。両者に…

鷹7月号小川軽舟を読む

小川軽舟鷹主宰が鷹7月号に「擬音語」 と題して発表した12句について、山野月読と意見交換する。山野が〇、天地が●。囀や踏みつけあひて押しのぼる ●この句の「踏みつけあひて押しのぼる」は何なんでしょう。 〇巣の中で所狭しと蠢いている数羽の雛鳥をイメ…

あてが外れた競艇場

きのう結と多摩川競艇場へ行った。10時に出て武蔵野線をふた駅乗って府中本町で下り、送迎バスに乗って競艇場へ10:50に着いた。第1レースの出走が正午で場内、人がまばら。高い天井から鳥の声と邪魔にならぬ音楽が聞こえて心地よい。おやつを食べて水を飲ん…

湘子は6月下旬をどう詠んだか

藤田湘子が60歳のとき(1986年)上梓した句集『去來の花』。「一日十句」を継続していた時期にして発表句にすべて日にちが記されている。それをよすがに湘子の6月下旬の作品を楽しみたい。6月21日われよりも老いし手が出て蓮を指す蓮池に複数の人がいて蓮を見…

文化学園100周年記念

きのう文化学園を訪れた。12年ぶりである。文化学園が創立100周年を記念して式典など催すのでそこで働いた職員にも参加を希望する手紙を受け取っていた。沖縄慰霊の日と文化学園創立記念日が同日とは今年やっと気づいた。小生にとっては文化学園というより文…

50年ぶりに上智大学へ

四谷駅から見た上智大学きのう四谷の上智大学で催された同窓会へ出かけた。1973年3月卒業だから50年ぶりである。卒業して母校を訪ねたことは一度もない。50年前の同級生でしかと記憶あるのは男子4名と女子2名。女子は男子の数倍多くそれゆえ話したことのない…

ここ誰のおうち?

安野光雅作『かぞえてみよう』(講談社)より結にユーチューブ「飯田線前面展望」を見せると、トンネルに電車が入るたびに「ここはどこ?」と聞く。それでトンネル名を表示するバージョンのみ見せてきた。トンネル名を表示しないバージョンを見せると聞かれ…

西條奈加『心淋し川』

本

2020年/集英社 江戸、千駄木町の一角は心町(うらまち)と呼ばれ、そこには「心淋し川(うらさびしがわ)」と呼ばれる小さく淀んだ川が流れていた。川のどん詰まりには古びた長屋が建ち並び、そこに暮らす人々もまた、人生という川の流れに行き詰まり、もがい…

ああ泥の虫

きのう結をプレーステーションに連れて行った。そこは頭の上に何もなく太陽がきびしいので森へ行こうとしたら結がプレーステーションを希望した。いまプレーステーションは暑さ対策として上にホースの無数の穴から霧を噴出する仕掛けをこしらええてある。そ…

東村山花菖蒲まつり

梅雨晴れ間である。そう暑くない。そうだ近くに花菖蒲とういう見ものがあった。東村山で下りて西のほうへ1キロほど歩くと、北山公園に至る。ここは花菖蒲で有名な東村山唯一の観光地である。花菖蒲まつりの旗を辿りゆく「花菖蒲まつり」と謳ったのはさすがに…

乳繰り合ってぬたくって一句

小川軽舟句集『朝晩』に、「長靴で毬ちえちえくりて栗拾ふ」がある。これを読んだとき、やられた、と思った。栗の毬を剝く長靴で「ちえちえくり」を使った適切さと大胆さに拍手した。以前から「乳繰り合う」を使って一句をなしたいと考えていた矢先、主宰に…

湘子は6月中旬をどう詠んだか

撮影地:昭和記念公園藤田湘子が60歳のとき(1986年)上梓した句集『去來の花』。「一日十句」を継続していた時期にして発表句にすべて日にちが記されている。それをよすがに湘子の6月中旬の作品を楽しみたい。6月11日たつぷりとしたる仕事や杜若型その2。これ…

皇居東御苑を散歩

おとといの土曜日、鷹同人総会を早退して帰ろうとして中途半端な時間であった。道の向こうに濠を渡って歩く人がいて興味をもった。そこが皇居であることは知っていたがここへ来たついでに行ったことはなかった。近づくと手荷物検査のみで入場料が要らないと…

第43回鷹同人総会

きのう竹橋の如水会館で鷹の第43回同人総会が催された。開会が11:30。10時に家を出て11:20に会場へ入ったときほとんど座る場所がない。なんとか係の人が席を見つけてくれたがいちばん後ろで雛段がほとんど見えない。361名が投句していてきのうは197名が出…

西條奈加『婿どの相合席』

本

2021年/幻冬舎小さな楊枝屋の四男坊・鈴之助は、相思相愛のお千瀬の生家、大店の仕出屋「逢見屋」にめでたく婿入りする。表向きは逆玉の輿だが上座の義母から次のように言い渡される。「鈴之助、今日からはおまえも、立場上は逢見屋の若主人です。ですが、…

Jアラートは無責任

5月31日朝、NHKテレビがJアラートを発令した。ただいま北朝鮮からミサイルが発射されたもようです、のあと、地下へ逃げてください、みたいなことをいった。対象は沖縄県であったが、全国の人が戸惑ったのではないか。危機を素早く国民に伝えるシステム(…

湘子は6月上旬をどう詠んだか

藤田湘子が60歳のとき(1986年)上梓した句集『去來の花』。「一日十句」を継続していた時期にして発表句にすべて日にちが記されている。それをよすがに湘子の6月中旬の作品を楽しみたい。6月1日 那須竹の葉の散る晝ながし水の上黄ばんだ竹の葉は数知れず散る…

阪神がカッコいい

ロッテを完封した才木投手きのうセパ交流戦のロッテ対阪神の終りのほうを見て、阪神のユニフォームにびっくりした。鶯色なのだ。阪神といえば黄と黒の虎縞と思っていたので別のチームを見た思いがした。けれど才木投手が一人で投げ切って完封するなど、今の…

西條奈加『金春屋ゴメス』『涅槃の雪』

本

2005年新潮社 2011年光文社『金春屋ゴメス』近未来の日本に鎖国状態の「江戸」が出現した。大学二年生の辰次郎は病床の父から江戸へ行き、鷽替えをしてほしいと言われる。江戸は日本に出来した別の国であり入出国管理所がある。ローマにあるバチカンといっ…

故郷は水びたし

実家の裏庭と思われる。撮影:平岩高嶺故郷の兄からメールと写真が来て「水びたし」という。故郷は伊那市。天竜川の左数キロあたり。天竜川が決壊しても影響しない高いところで小生が幼少のころ洪水など見たことがなかった。兄も出水など経験がないだろう。…

6月30日対面句会を催します

梅雨が近づいてきました。通常じめじめして嫌う人の多い季節ですが農事には欠くことのできぬ天水が到来します。木の下に生息する苔なども花を咲かせて命を尊ぶ季節です。あえかなる羽虫たゆたう苔の花 わたる静かな情趣のなかで俳句を楽しみましょう。流派、…

昭和記念公園で迷う

きのう子守りから免れた。そうなると退屈にて昭和記念公園へ行く気になった。9時すこし過ぎて当地に着くと係の人に9:30開園を伝えられる。しばし待っていると絶えず鶯が鳴く、駅に流れる録音の鶯かと思うほどだが本物である。それに感動して待つことが苦に…