天地わたるブログ

1951年2月長野県伊那市生れ。上智大卒。鷹同人(星辰賞・新葉賞受賞)「流星道場」など三つの句会の座長。 野山に食べ物を探す野生果実ハンター。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

曼珠沙華絢爛にしてすぐ折れし

きのう入間川へ胡桃拾いに出かけた。多摩川も同様いま入間川も曼珠沙華が見ごろ。 色と形にいつもはっとする。いつの間にかぞくっと出る花である。今年はさまざまな野の花を剪ったがこの花ほど軽く剪れるものを知らない。曼珠沙華の茎は麦の茎よりはかなく刃…

正代の型とは何ぞや

大相撲九月場所は関脇・正代の見事な優勝で終った。見事というのは13勝挙げたことである。中盤の星のつぶし合いを見て優勝は12勝の可能性を思ったが13勝はすばらしかった。抜きん出た。 これで来場所から大関になるのだろうが、さて、この力士はどんな…

ひこばえ句会は10月10日(土)

【日時】10月10日(土)13:00~16:00 【会場】田無公民館(2階第2学習室) 西武新宿線・田無駅を南口へ出て約250m 【指導】天地わたる(鷹同人) 「指導」を標榜していますが「合評」を重視しています。各人が採った句について明朗闊達…

鷹10月号小川軽舟を読む

小川軽舟鷹主宰がその10月号に「写真剥ぐ」と題して発表した12句を山野月読と合評する。天地が●、山野が○。 新涼や歍舌(げきぜつ)聞かぬ観光地 ●「歍舌」にルビを振ってくれたので助かりました。広辞苑によると「(モズのさえずりの意)外国人などが話す…

自分の句をくだくだ説明するな

KBJ句会は初心者が多い。 先日その句会に「髪梳くも湯屋の暇や流れ星」という句を出したら3点入り、それぞれが講評した。二人が温泉宿の情景と解釈し一人が人の少ない銭湯と読んだ。湯屋には両方の意味があるのでどっちでもいい。 すると温泉宿と読んだ…

遅刻するが句会へ出たい

きのうKBJKITCHENで月例のKBJ句会を催した。参加者は5名。まさ子さんが欠席したがマサカズ君が初参加した。 彼のことは50歳で小平市に住むということくらいしか知らない。12日土曜日の田無・ひこばえ句会に初参加した後KBJ句会参加を希望した…

60代男二人が交差する

きのう山田元治(仮名)から葉書が来た。宛名の「天地わたる大兄」なる仰々しさに驚いた。何かの雑誌でぼくの句を見て活躍を知ったという挨拶であった。大兄といわれても彼とぼくは同じ昭和26年生まれであり半年ほどぼくが年長に過ぎない。 元治は俳句がそ…

多摩川の森が二つ消えた

緑で描いたところが森であった。右は胡桃が多く、左は桑の木が多かった。 きのう胡桃拾いに多摩川へ自転車を駆った。是政橋を過ぎて1.5kmあたりでいつもと風景が違うなあと思った。 是政橋下流1.5kmあたりから河川敷に降りる道があり向うに森が見え…

大相撲の変なマナー

九日目、対炎鵬戦で逸ノ城が審判にお詫びの一礼 9月21日付讀賣新聞によると菅内閣の支持率は74%とか。ふーん、そのうち落ちるだろういうほどの興味しかない。政治・経済はわからず大相撲などの細かいところが気になる。 それは立ち会いが合わずもう一…

楚々と咲き屁屎葛と呼ばれをり

屁屎葛(ヘクソカズラ)という哀れな名前をつけられた蔓の花。 ぼくにとってかなり好ましい花である。匂いがきつく好ましくないという記述が歳時記に目立つが匂いはほのかでぼくは悪臭と思わない。夏に咲くが花期は長く秋に入ってからむしろ盛んで花を零して…

回しを取らない寄りの恐さ

ここまではいい、このへんで回しを取ることを考えたかった きのうの大相撲、珍しく一人を応援して見た。正代である。隠岐の海に勝って1敗を守って欲しいと思った。 反面、隠岐の海は星が上がっていないものの嫌な相手であり墓穴を掘る可能性もあると思った…

加治将一『失われたミカドの秘紋』

平成22年8月5日第1刷発行/祥伝社 内容(「BOOK」データベースより) 「天皇の真実を公表する」そう息巻いていた友人が死んだ。歴史作家・望月真司はその死に疑問を抱き、彼が知った事実を調べるため、支那大陸へ。そこで目にしたのは、キリスト教が中国で…

加藤先生教えてください

加藤さん、これは何という植物でしょう。木というより太い草という感じですっくと立っています。流麗で光が抜けて優雅です。夏場はもっと葉がありましたが、写真を撮っていなかったし記憶もはっきりしていません。そのときも茎のまっすぐなことに驚きました…

焦土ほど黒き胡桃にひざまづく

蚊取線香で蚊を追い払いつつ胡桃の腐った皮を外してバケツに入れる 9月7日と8日に拾ってきて植込みに放置しておいた胡桃が黒くなった。腐敗が進んだ。1個手に取るとガサッと皮がはずれて茶色の堅い実が出た。 次のも次のも腐っていて皮がゆるんでいるの…

KBJ句会は9月24日です

【日時】9月24日(木)15:00~17:00 店がいったん休む時間帯を句会に使わせてもらいます。よって貸切となり静かな環境で俳句を楽しめます。 【会場】KBJKITCHEN(カフェレストラン) 中央線・国分寺駅南口に出て左へ200mバス停先。通り…

大相撲はどんぐりの背比べ

四つ相撲にして突き押しもできる正代 大相撲秋場所に太ったどんぐりころころを感じている。 横綱二人の凋落がいちじるく二人ともはなからお休みゆえ予想されたが大混戦である。午後4時から6時まで眺める大相撲。最近、掃除、引っ越しと体を使うことが多い…

「のぞみ」と「ひかり」にしびれた

朝日新聞1面に鷲田清一さんの「折々のことば」というコラムがある。9月23日の朝、Мマリンさんからの突然の要望で当ブログで「朝日俳壇を読む」をやることになって新聞を買った。 そこに、写真に載せた文言があって、感電したようにしびれたのであった。 …

朝日俳壇(9月13日)を読む

きのうの朝日俳壇の気になった句を天地わたるとМマリンが合評する。天地が●、Мが○。 誘ふ声応ふる声や虫の闇 井芹眞一郎 <稲畑汀子選> ●たぶんに逢引を感じさせる上五中七の声の繰り返しに味わいがありますね。逢ったあとはそう大きな声を出すこともない虫…

初めての人、懐かしい人など句会にぎやか

句会後の宴会に出た仲間たち ひこばえ句会をきのう西東京市田無公民館で行った。当句会をこの公民館で行うのは1月11日の「初春俳句バトル」以来。 出席者が9名、欠席投句者2名と盛会であった。出席者のなかには、句会というものに初めて経験するY.S(…

今年の胡桃を食べる

今週の月曜、火曜に拾った胡桃で表皮が腐っていたものを水洗して割った。 案の定、中身は未熟であり、ねちねちした感じである。むかし祖母が「みずうら」といった感じである。<みず>は水っぽいで、<うら>は末成りに通じる方言であっただろうか。祖母の時…

朝顔が咲いて秋である

ぼくの働くアパートの前に朝顔が咲いた。目の高さにある京王線の線路をコンクリートで守っているところである。 朝顔が咲いてこいつの存在を思い出す。いつも捨て置かれている道端に急に親しみを感じる。 朝顔は健気な奴である。 朝顔の実直に咲く朝日かな …

大家族へ少し舵を切る

長男とその長女(新居) 最近、引っ越しばかりやっている。2、3日前同居していた長男一家が退出した。そのとき多量の段ボール箱を運んだ。彼らが出て行くと二男一家が越して来る。そのダンボール箱もそうとう運んだ。疲労が蓄積していてきのうの午後はぐっ…

数えてわかること胡桃篇

右が是政運動場、左が胡桃林 きのう2回目の胡桃拾いをした。場所は、是政橋そばの是政運動場の隣。ここは優良の胡桃林である。優良というのは、胡桃の木の下に藪がなく歩きやすく拾いやすいということ。前回は藪漕ぎで喘いで疲弊したが、きのは楽であった。…

澤9月号小澤實を読む

『俳句界』7月号に発表した「声残る電話切りたり夕薄暑 わたる」を、『澤』の柳元佑太さんがその9月号に句評を書いてくださった。その号が贈られてきた。ここに『澤』主宰小澤實が「羨道」と題して15句を発表している。 小澤さんとは彼が「鷹」にいたと…

はじめての胡桃拾い痒い痒い

雨模様であるが急に多摩川の胡桃を見たくなった。先月12日に撫子を摘んで以来多摩川へ行っていない。屋内で本を読む機会が多かったが気分は鬱屈した。 郵便局前の胡桃林の中を散策して落ちている胡桃を拾った。カッパを着て藪の中を歩くとえらくエネルギー…

最近見た二人の美人女優

ムービープラス、FOXムービーは早朝おもしろい映画を流す。 今週は『情愛中毒』という韓国ものと『西遊記 女人国の戦い』という中国・香港合作映画に注目した。 前者の題名「情愛」と「中毒」は意表をつかれて見る気になった。やはり恋愛もので、軍人の男が…

奮起して句会を立ち上げよ

「鷹同人会ニュース126号」に鷹主宰が「ランウェイ句会」という記事を書いている。内容は、鷹に1年間100人以上の新規加入があってラエウェイ句会なるメール句会で主宰が指導している。彼らは1年で卒業するので彼らの居場所をわれわれ同人に用意してほし…

皇后雅子様はどうお読みになるか

島田雅彦『スノードロップ』(2020年4月25日/新潮社) あなたは考えたことがありますか? 自分がラストエンペラーになるかもしれないって」私は東京の空虚な中心に広がる森に住む憂いの皇后。ハンドルネームはスノードロップ。花言葉は「希望」「慰め」の二…

優勝は巨人、首相は菅さんかあぁぁ

9月3日プロ野球セ・リーグは首位巨人と2位DeNAの差が7.5ゲームに広がった。ゆうべの試合エースの濱口に期待したが去年と違い不調。すぐに巨人打線につかまって3回で3点を献上してしまった。このシーンが今年の巨人とDeNAの実力の差を象徴しているよう…

悪妻でも死なれて寂しい

故人の作ったゴーヤ、ラッキョウ、何かの果実のジュース きのう同じ歳の友人に呼ばれて旅をした。西国分寺駅から武蔵野線を18駅、常磐線を3駅、東武野田線を2駅行き増尾駅で下車した、64km。 友人から2日前にメールが来た。妻を突然亡くして混乱し…