天地わたるブログ

1951年2月長野県伊那市生れ。上智大卒。鷹同人(星辰賞・新葉賞受賞)「流星道場」など三つの句会の座長。 野山に食べ物を探す野生果実ハンター。

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

岸本尚毅・小川軽舟お互いを読む

鷹5月号で岸本尚毅と小川軽舟が「いかに言葉を制御するか」という対談をしている。ここで二人はおのおのの句集から10句ずつ取り上げて批評している。それが非常に興味深いので天地が編集し直してダイジェストをお届けする。再編すると文字量も減りニュアンス…

鷹5月号小川軽舟を読む

小川軽舟鷹主宰が鷹5月号に「破鏡」と題して発表した12句。これを山野月読と意見交換する。山野が〇、天地が●。春潮や踏み跡薄き松林 ●「踏み跡薄き松林」は実直ですね。だいたい砂地ですから足跡は風ですぐあふやになります。 〇海辺の砂浜沿いに防風林的に…

杉村有紀代フラメンコを踊る

鷹同人・杉村有紀代は俳句のほか別の顔を持つ。フラメンコダンサーである。彼女が「風光る~踊り子の視線つ真直ぐ風光る」と題して30周年奇記念講演を行う。日時:6月25日(日)14:30開場 15:00開演会場:韮山時代劇場/リハーサル室1 伊豆の国市四日市町…

澤田ふじ子『もどり橋』

本

内容(「BOOK」データベースより)京の料理茶屋「末広屋」に年季奉公にでることになった百姓の娘、お菊。寂しさと不安のなか、有名料理屋の息子の才次郎、その腰巾着の市松、武家の息子の小仲太、生真面目な又七ら同輩とともに、日々懸命に働く。お菊はやが…

火星にマーキングする犬

中国が火星のあちこちに名前をつけたという地図火星にマーキングする犬。それを星を見るように座視するわれら。NHKが以下のように中国の火星での活動を伝えた。それに対する感慨がマーキングである。***********************************中国の宇宙当局は…

ひこばえネット4月の1句

そう感激することもない日常。聞きたくないニュースが飛び込んでくる日常。自分の句もそうさえないと実感する日々、句会で優れた人の句に合うと熱いシャワーを浴びたような気持ちになる。ひこばえネット4月の110句をみていて痺れるような1句に出会った。11…

4月下旬の藤田湘子を読む

国分寺市民室内プール近くの森の中藤田湘子が60歳のとき(1986年)上梓した句集『去來の花』。「一日十句」を継続していた時期にして発表句にすべて日にちが記されている。それをよすがに湘子の4月下旬の作品を楽しみたい。4月21日蝌蚪の紐細りしところなびき…

野良猫を公園で飼う人たち

多喜窪公園(国分寺市)きのう保育園から帰る結を多喜窪公園でみた。この公園の一角にポンプ小屋がありそこに中年・老年女性がいた。二人は小屋を野良猫を世話する基地にしている。結が近くの岩へ水遊びに行ったとき彼女たちから何か声がかかる。猫のことら…

落ちてはいけないヘリコプター

ボートで捜索する陸上自衛隊員=10日午後3時ごろ、宮古島市・伊良部島沖© Okinawa Times航空自衛隊のヘリコプターが6日午後伊良部島近海へ墜落した。同日午後3時46分に航空自衛隊宮古島分屯基地を離陸し、周辺の地形を確認するため上空を飛行したあと、午…

小川軽舟第57回蛇笏賞受賞

公益財団法人・角川文化振興財団が最近告知した57回蛇笏賞受賞者に関する記事をそのまま引用します。以下のとおり。*********************************************************** 第57回蛇笏賞は、2023年4月14日に角川本社ビル(東京・飯田橋)において選考…

サラ・モーテンセンの魅力

きのうAXNミステリーで 16時から21時まで『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』をまとめて5本見た。AXNミステリーは一度放映したものを繰り返すことが多く助かっている。物語の概要は、パリ警視庁の警視ラファエルは、とある事件に関して犯罪資料局に…

鈴木田画伯をしのぶ

満開のソノサトキザクラ。八重桜とぼってりした花の感じは似て色が違う。きのう弘子さんと東京都美術館の第73回モダンアート展を見た。彼女の高校の同級生である鈴木田俊二画伯の出品してきた展覧会である。鈴木田画伯は去年5月27日になくなった(享年87)。…

完全試合を夢見た夜

7回を完全におさえた阪神・村上投手打たれるまで投げさせて欲しかった、それがホームランでも……というのがゆうべ力投した阪神先発の村上投手への思いである。巨人の打者を面白いように牛耳り5回へ来たとき、もしや完全試合かという気がした。6回7回も走者を…

4月中旬の藤田湘子を読む

真姿の池湧水群から流れ出る小川のほとり、通称「はけの道」(国分寺市)藤田湘子が60歳のとき(1986年)上梓した句集『去來の花』。「一日十句」を継続していた時期にして発表句にすべて日にちが記されている。それをよすがに湘子の4月中旬の作品を楽しみたい…

春からおかしい巨人軍

安打は多いが打点0の四番岡本どうでもいい話題だがプロ野球は巨人がおかしい。まだ3チームと対戦しただけだが3勝6敗。いままで働いてきた主力選手にがたが来ている。エースといわれた菅野が投げられない状態。ショートの坂本がヒットを打てず引っ込められた…

今日からは4歳でーす石鹸玉

結が今日4歳になる。その父が近頃4歳4歳と繰り返し結にいうが結はまだそれを口にできない。「さんさいとよんさいはなにがちがうのか」と思っているのだろうか。彼を立って歩けるようなったころから見てきたから2年半はつきあった。いま保育園に週4日行く…

アストリッドのラファエル~文書係の事件簿

左:アストリッド役のサラ・モーテンセン右:コスト役のローラ・ドベール AXNミステリーHDが【国際女性デー特別企画 女性探偵たちの最新ミステリー特集】と銘打って昨夜、「アストリッドのラファエル~文書係の事件簿」というのを放映した。主人公は女…

ごほごほ咳をして4月

3月31日駅前のやながわ内科で診てもらい薬を出してもらってから10日ほどたつが、喉がえらっぽく時に咳が出る。熱は出ないのでコロナやインフルエンザではなさそうだが身体がだるい。妻はもっと前に発熱したといってやはり薬を飲んでいる。妻もすかっとよく…

4月28日KBJ句会

カラシナが満開の多摩川春らんまんです。俳句を楽しみましょう。流派、主義は問いません。どなたでも俳句に関心のある方は歓迎します。【日時】4月28日(金)13:30~16:00【会場】多喜窪公会堂 西国分寺南口を出て450m 【参加費】1000円【出句数】1~8…

4月上旬の藤田湘子を詠む

藤田湘子が60歳のとき(1986年)上梓した句集『去來の花』。「一日十句」を継続していた時期にして発表句にすべて日にちが記されている。それをよすがに湘子の4月上旬の作品を楽しみたい。4月1日着更へゐるけはひの妻や萬愚節「けはひ」には衣擦の音もあろう。…

小川軽舟は花をどう詠んだか

国分寺市国分寺跡の桜小川軽舟『俳句日記2014 掌をかざす』(ふらんす堂)から今ごろの句を取り上げる。おととい小澤實『俳句日記2012 瓦礫抄』(ふらんす堂)の今ごろの句を見て、桜(花)を詠んだ句の多さに驚いた。それで鷹主宰の今ごろの句を調べた。彼…

小澤實は花をどう詠んだか

国分寺市国分尼寺跡の桜小澤實『瓦礫抄』(ふらんす堂)は2012年毎日1句ずつ日記ふうの短文とともに書いた俳句日記である。その中から今時の季節の句を取り上げる。2023年と違い桜の咲いている時期が遅い。それで4月の上旬の句は桜ばかりである。それで作者…

エイプリルフール的あとがき

本

澤田ふじ子『あんでらすの鐘――高瀬川女舟歌』のあとがき(平成22年初冬)。3ページほどの文章を読んでこのときに書いた人の胸中にえらく興味を持った。3ページの分量にしては材料がえらく多いのである。ところどころ抜粋すると以下のとおり。**************…